残業代 計算ツール
月給または時給から、時間外・深夜・法定休日の割増賃金(残業代)を自動計算します。1時間あたりの賃金からの内訳つき。固定残業代(みなし残業)の超過分や月60時間超の割増にも対応。アプリ不要・登録不要・完全無料です。
入力
家族手当・通勤手当・住宅手当などは除いた金額を入力。
(365−年間休日)×1日の所定時間÷12。年間休日120日・8時間なら約163時間。
固定残業代(みなし残業手当)が対象とする時間。
内訳
残業代の合計
¥ 0
労働基準法37条による概算です。割増率は法定の下限(時間外1.25・月60時間超1.5・深夜+0.25・法定休日1.35)。1時間あたりの賃金には家族手当・通勤手当・住宅手当などを含めません。時間は1分単位(小数)で入力でき、1日ごとの端数切り捨ては行いません。実際の支給額は就業規則・労使協定により異なります。
残業代の計算方法と割増率
残業代(割増賃金)は、「1時間あたりの賃金 × 割増率 × 残業時間」で計算します。割増率は労働基準法で次のように下限が定められています。
| 種類 | 条件 | 割増率 |
|---|---|---|
| 時間外労働 | 法定労働時間(1日8時間・週40時間)超 | 1.25倍 |
| 時間外労働(月60時間超) | 1か月の時間外が60時間を超えた分 | 1.5倍 |
| 深夜労働 | 22:00〜翌5:00(時間外に加算) | +0.25 |
| 法定休日労働 | 週1日の法定休日の労働 | 1.35倍 |
重複する場合は加算して合成します。たとえば深夜の時間外労働は1.25+0.25=1.5倍、法定休日の深夜は1.35+0.25=1.6倍です。月60時間超の時間外は2023年4月から中小企業も1.5倍に引き上げられています。
1時間あたりの賃金の出し方(月給・基本給から)
月給制の場合、1時間あたりの賃金は「月給(基礎となる賃金)÷ 月平均所定労働時間」で求めます。月平均所定労働時間は(365 − 年間休日日数) × 1日の所定労働時間 ÷ 12です。たとえば年間休日120日・1日8時間なら、(365−120)×8÷12 ≒ 163時間になります。
ここでいう「基礎となる賃金」には、家族手当・通勤手当・別居手当・子女教育手当・住宅手当・臨時の賃金・1か月を超える期間ごとの賃金は含めません(労働基準法施行規則21条)。これらを除いた金額を計算ツールに入力してください。
基本給別 残業代早見表
月平均所定労働時間を160時間とした場合の、時間外労働(×1.25)の残業代の目安です。深夜・休日は含みません。
| 基本給(月) | 1時間あたりの賃金 | 残業10時間 | 残業20時間 | 残業45時間 |
|---|---|---|---|---|
| ¥200,000 | ¥1,250 | ¥15,625 | ¥31,250 | ¥70,313 |
| ¥250,000 | ¥1,563 | ¥19,538 | ¥39,075 | ¥87,919 |
| ¥300,000 | ¥1,875 | ¥23,438 | ¥46,875 | ¥105,469 |
| ¥350,000 | ¥2,188 | ¥27,350 | ¥54,700 | ¥123,075 |
| ¥400,000 | ¥2,500 | ¥31,250 | ¥62,500 | ¥140,625 |
※ 所定労働時間や除外手当によって1時間あたりの賃金は変わります。正確な金額は上の計算ツールでご確認ください。
固定残業代(みなし残業)の計算
固定残業代(みなし残業手当)は、あらかじめ一定時間分の残業代を毎月支払う制度です。注意すべきは、実際の残業がみなし時間を超えた分は、別途支払う必要がある点です。たとえば「みなし20時間」で実残業が25時間なら、超過した5時間分の残業代が追加で発生します。
上の計算ツールの「固定残業代」タブで、みなし残業時間と実際の残業時間を入力すると、追加で支払うべき金額がわかります。
残業代は1分単位で計算する
残業時間は原則として1分単位で計算します。「15分未満は切り捨て」「30分未満は0」といった1日ごとの切り捨ては違法です(例外として、1か月の残業時間合計の30分未満を四捨五入する処理のみ認められています)。本ツールは時間を小数で入力でき、1分単位(1分=1/60時間)で計算できます。未払いが疑われる場合は、勤務先や 労働基準監督署に相談できます。